公式サイトの公開に寄せて

 9月29日明朝、ぼくの公式サイトは静かに誕生した。無名な僕が「公式サイト」なんていう決まり文句をつけているのに不満を感じているかもしれない。だが、これは紛れもない「公式」だ。総勢10名のAI社員と一緒に作った。ぼくのサイトだから「公式」といってもいいよね。と考えている。

 Official Siteと言ってはいるものの、ぼくがイメージしているのはあくまで「ポートフォリオ」である。だから、このページのどこにもぼくの自己紹介なんてないし、ぼくの顔写真もでかでかと載せていません。今後載せるとしても横顔だけにしたい。なぜなら正面の顔は恥ずかしいからという自己中心的な理由である。

 公式サイトのオープンとともにTALESとアメブロでの公開を終了し、Instagramでの画像形式での投稿の公開も終了することにした。TALESではnoteの文章をそのままの形式で公開した。noteとは読者層が違い、「小説」としての側面で見られる。なかなかエッセイは読まれにくいのだが、それでもたくさんの「スキ」をいただけてとても励みになった。

 アメブロではnoteで公開している文章をケータイ小説のような文章の区切り方で見やすくアレンジした。内容は同じであるがそこそこ読みやすい文章に仕上がったと思う。ぼくにとっては「挑戦」であった。これも多くの方々に「いいね」を押してもらい、とても励みになった。

 Instagramでの画像形式での投稿は、noteを見てくださっている読者さんの提案で「公式サイトがオープンするまで」ということで開始をした。ぼくのInstagramにはぼくの中学・高校時代の同級生や実際にお会いしたことのある方々がフォローしてくださっている。現実世界でのぼくを知っている人へぼくの文章を公開するのはどうしても恥ずかしい。なぜなら、学生時代の文章もぼくの障害について(当時はまだ障害とはわからなかったので「こまりごと」」について)書いていたが、学校の先生にだけ読まれる文章だったからだ。でも、こうして公開される。

 現実世界のぼくはこの世界を生きるみなさんにとってはいたって「普通」にみえるだろう。でも、ぼくは「宇宙人」だ。普通に見えていた宇宙人が書いた文章を見ると、さそがし驚き、時に疑いの目を向けられても仕方がない。でも、恐れていては前に進めない。

 「少しの間だから――」そう思い、思い切ってInstagramに公開する決意をした。ぼくにとっては大きな挑戦だった。どれだけ現実世界でのお知り合いの方々にぼくの文章が見られたのかはわからないが、必ず「いいね」をつけてくれる優しいフォロワーさんもいらっしゃり、ぼくの恥ずかしさは少し和らいだような気がした。

 公式サイトのオープンとともに、ぼくは「しょうせつか」としての第一歩を歩みだした。エッセイを書いているのに小説家?現実世界の人たちは呆れて物が言えないだろう。でも、ホームページのドメインにした「live-write」。生きている「いま」を書く。ぼくにとっての「しょうせつ」は生きている自分自身のいまである。

 もしかしたらぼくは、第1回の連載からずっと夢物語を生意気に語っているだけなのかもしれない。だけど、夢くらいみたっていいじゃないか。そう僕は考えている。そしてこれは、ぼくの話がほとんどな、みなさんへのファンレターである。

(2026/10/01 Instagramより)

須藤拓海 Official Siteをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む